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官僚日記

理想の女、理想の政策

無題

国会もなく閑散としていた役所に政治家たちが戻ってきた。財務省を辞めた知人が「役人辞めたらただの人だった」と言っていたが、政治家ほどその落差を滑り落ちてしまう人種もいない。常に死と隣り合わせの緊張感は、役所にはない。だからこそ自分の立身出世にばかり目が向いてしまう。他に有り余るパワーのやり場がないからだ

月に300時間残業しようが400時間残業しようが、国民が目に見える形で喜んでくれることは絶対にない。どんなに立派な法案を通そうが、完璧な会議設計ができようが、それが国全体の利益になっているはずだと妄信できるほど純朴な役人はいないだろう

そんな組織だからこそ、曇りなき心の月を先立てて、先の見えない世界を照らしながら一歩一歩進まねばならない